About Charman

ブランドストーリー商品画像"開発者プロフィール 想い/Charman代表取締役 澁谷 友季栄

私は、学生の頃は女子高出身であったことも影響し、私の中では一元的な性別のみの生活として、良い意味で性差に囚われることなく、学校生活を送っておりました。しかし、社会に入り、男性が育児休暇を取りづらい事例や、家庭優先を理由に女性既婚者の管理職が登用されないといった、いわゆる「性別役割分担意識」に酷く打ちのめされ、窮屈さを感じるようになりました。また、私の周囲にいる何人かの友人は「実はセクシュアルマイノリティであった」ということを彼らのカミングアウトによってその時初めて知り、私の中で「性別による固定観念」に疑問とショックを感じました。それまで、おそらく私自身はマイノリティに対しての抵抗感がなく、性差について考える環境にいなかったからこそだと思います。
よって、先に述べた、職場環境の性別役割分担意識や社会人になって初めてカミングアウトをしてくれたセクシュアルマイノリティの方々の生きづらさを変えられるような男らしさ・女らしさを越える「オールジェンダーな価値観」の必要性を感じました。 しかし、そのように「ジェンダー」で悩んでいる人たちだけの力では今日の社会の価値観は変えることできないと思います。もし、自分の子どもがジェンダーで悩んでいたら、周りにジェンダーで悩んでいる家族や友人がいたら、私はそれは他人ごとではないと思います。
また、以上の心もちがある頃には、男性も女性も脱毛する人が増えていて、デリケートゾーンケアについて友人から多くの相談を受けることがありました。よって、この問題を解決するために、あえて性について関わろうと思ったからです。

開発者プロフィール 想い/Charman代表取締役
澁谷 充里

私は以前より、姉以上に性差で物事を考えることや世間の男性、女性のみのジェンダー表記や表現に疑問を感じており、大学2年生ではLGBTQのボランティアや地域の活動に参加しておりました。そこでは、自分自身の個性を表現したいのにできない苦しみや日々の生活の息苦しさと葛藤している方々に出会い、以前の私の疑問は、時間の余裕がある「自分」に集中できる大学生だからこそ、そのような声を解決するために動ける何かがあるのではないかという使命感へと変容していきました。
また、その時に姉が精神的に沈んでいる日々が続いており、姉らしくない様子を見て、姉のやりたいことの背中をおし、共にビジネスパートナーとして事業を始めることを決断いたしました。
そんな思いが駆け巡る中、近年では、衣服やコスメにおいてジェンダーニュートラルな製品が徐々に登場しております。しかし、現在売り出されているデリケートゾーンウォッシュでは「女性」の悩みに合わせて作られているものが多く、その業界での男性やセクシャルマイノリティの方の選択肢の狭さに気づきました。また、販売されているものは、ニオイの不快感の改善にアプローチしているものが多く、私自身がデリケートゾーンで悩んでいた「痒みの軽減」と「ニキビや毛嚢炎のケア」に効果のあるような製品は少ないことが分かりました。だからこそ、デリケートゾーン付近のできものの悩み、痒みの悩みに特化したオールジェンダーな商品を作りたかったため、創業いたしました。